2019-10-26(Sat)

【天皇賞】 令和になって最初の天皇賞(秋) …過去30年を振り返る!

天皇賞は毎年、春と秋の二度行われ、G1レースの中でも格式高い伝統の一戦です。
同世代の頂点を決める日本ダービーと、年末のクリスマス・グランプリである有馬記念と並び、競馬ファンでない方もよく耳にするレースではないでしょうか?
今年は4月末に行われた春の天皇賞が平成最後のG1レースでしたので、明日の秋の天皇賞が令和になって初めての天皇賞ということになります。

2019 秋天ポスター
※JRA公式ポスター。昨年のジャパンカップを驚異的なレコードで圧勝したアーモンドアイが一番人気。


今回も例のごとく、過去10戦程度ではデータの意味が全くないので、過去30年分を振り返ってみたいと思います。

秋の天皇賞の傾向を一言で言うとすればズバリ ゛荒れるレース゛
平成元年から11年連続で一番人気が勝てなかったり、メジロマックイーンの斜行による最下位降着があったり、ビワハヤヒデとウイニングチケットの1,2番人気がレース中の屈腱炎で揃って引退したり、サイレンススズカの故障による競争中止(その場で安楽死処置)があったりと波乱が多く、とにかく人気どおりに決まらないレースという印象です。
古くからの競馬ファンの間では『府中の2000mには魔物が住む』とまで言われています。。

参考までに過去30年で1番人気が勝ったのはたったの9回(勝率30%)であり、1-2番人気で決まったのはわずか3回(10%)だけしかありません。

比較的人気サイドで決まることの多いダービーや春の天皇賞に比べて、これらは著しく低い確率となっており、1,2番人気が予想されるアーモンドアイやサートゥルナーリアにとっては嫌なデータとなっています。💦

過去を振り返ってもオグリキャップやトウカイテイオー、ビワハヤヒデとナリタブライアン兄弟、サクラローレルといった怪物たちがこのレースでは苦汁を舐めてきました。
一度は勝って連覇を狙ったテイエムオペラオーやゼンノロブロイ、ウオッカ、ブエナビスタらも翌年は惨敗…
秋天の連覇を達成したのは長い歴史上、2002-2003年のシンボリクリスエスただ一頭だけ。それほどの難コースです。

一方、先述したウオッカやブエナビスタの他にもエアグルーヴやヘヴンリーロマンスといった牝馬が優勝しており、同世代レースである三冠最後の菊花賞に向かうことが多い3歳馬も、参戦数は少ないもののバブルガムフェローとシンボリクリスエスが優勝。ジェニュインやディープスカイ、ペルーサなども馬券に絡む好走を見せています。

つまり、少ないながらも1番人気で9頭は勝っている(2000テイエムオペラオー、2003シンボリクリスエス、2004ゼンノロブロイ、2007メイショウサムソン、2008ウオッカ、2010ブエナビスタ、2015ラブリーデイ、2016モーリス、2017キタサンブラック)実績もあり、『非常に荒れやすいコースだが、実力さえ確かなら1番人気でも牝馬でも3歳馬でも勝っておかしくない』…という、なんとも掴みどころのないレースと言わざるをえないでしょう。

荒れる場合の要因として、スタート直後にコーナーが来る東京・府中の2000mのコース形態は有名で、秋の天皇賞は明確に大外枠が不利という特徴があります。
また、スタートがトリッキーなわりには途中のコーナーが少なく息を入れられない上に最後の直線は長い坂が待っているため、逃げ切り勝ちは容易ではなく、スピードとスタミナ両方に秀でた実力馬でなければ勝てないレースと言われています。
過去30年で秋天を逃げ切った勝ち馬は、不良馬場のなか繰り上がり一着となったプレクラスニー以外いません。
これが同じ東京のレースでも2400mで行われる日本ダービーとは違うところです。
(ダービーはアイネスフウジンやミホノブルボンやサニーブライアンが逃げ切り、今年のロジャーバローズもそれに近い形。)

タイプ的にはマイルのG1を勝っているヤマニンゼファーやサクラチトセオー、アグネスデジタル、ダイワメジャー、カンパニー、モーリスなど、中距離もこなすマイラーは十分チャンスがありますが、ライスシャワーやメジロブライト、オウケンブルースリ、ジャガーメイルといったズブいステイヤーは勝負どころでのスピードアップや瞬発力勝負に対応できないケースが多いです。
同じステイヤーでもメジロマックイーンやテイエムオペラオーやメイショウサムソンなどのように、スピードを兼備したタイプであれば対応は可能でしょう。
※マックイーンは降着となったが1位入線という内容。オペラオーやサムソンもスピードが必要な皐月賞を勝っている。

他に荒れる要因となるのは、スローの瞬発力勝負になった場合と、馬場が極端に悪化した場合です。
前者はヘヴンリーロマンス(14番人気)、エイシンフラッシュ(5番人気)、スピルバーグ(5番人気)。後者はプレクラスニー(3番人気)やアグネスデジタル(4番人気)が展開や道悪巧者の利点を活かして勝利しています。
一方、よどみない平均ペースで番手からの先行抜け出しが決まったのは1994年のネーハイシーザー(3人気)や2006年のダイワメジャー(4人気)。
先行勢は「スローに落としつつ途中から徐々にペースを上げて直線の瞬発力勝負にはしない(但し、早く仕掛けすぎると最後までもたない)」というジョッキーの手腕が非常に問われるレースになります。

今年のメンバーはアエロリットとスティッフェリオという強力な先行馬がおり、それを見るような位置でアーモンドアイやダノンプレミアムらが進める形になりそうですが、大外に入ったウインブライトやアルアインも前々で競馬をするタイプのため、これらが無理してポジションを取りに行くと、ゴチャついたりハイペースになってしまう可能性も考えられます。
よどみないペースに持ち込んだ先行勢が押し切るのか、ハイペースになって最後に後続の差しが決まるのか、展開を読むのも非常に難しいレースになりそうです。

一番人気が確実な現役最強馬アーモンドアイは、位置取りや展開に関わらず長く切れる脚が使えるスーパーホースであるため、前走の安田記念のようにスタートで致命的な不利でも受けない限りは連を外すことはまずないでしょう。

一方、今年の3歳勢でトップクラスの実力馬であるサートゥルナーリアが2番人気になりそうですが、前走で負かしたヴェロックスが菊花賞でも案外だったことと、左回りや気性的にスタートにも不安を抱えるなど課題も散見されるため、馬券を買う上ではこの馬の取捨が最大のテーマになるかもしれません。
当日のパドック~返し馬で入れ込んでいないか、直前まで注視する必要があります。

その他の人気上位馬で好材料なのは絶好の内枠を引いたアエロリットとスワーヴリチャードと真ん中のダノンプレミアム調教が良かったのはワグネリアンと前走で良い勝ち方をしたユーキャンスマイル

当然ですが、アーモンドアイを中心に買うなら点数は多く買えませんから、買い目は絞る必要がありますね。
あとは馬体重や当日の馬場状態を見てどう絞るか…みなさんはもう何を買うか決まりましたか?

令和最初の天皇賞。キャッチコピーは゛王者は秋風を味方に゛です。素晴らしいレースを期待したいですね!


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※土曜時点でのオッズ表。(Sportsnaviより)


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2019-09-08(Sun)

ディープインパクトに続いてキングカメハメハまで急逝・・・「ニつの巨星」と謳われたキンカメ産駒を過去の名馬たちの種牡馬成績と徹底比較!

日本中の競馬ファンに衝撃を与えた7/30のディープインパクト急逝からわずか一週間後、ディープと同じく日本競馬の生産界を支えてきたキングカメハメハもこの世を去りました。

社台コーポレーション代表の吉田勝己氏をして「これで二つの巨星が落ちてしまった。」と言わしめたキングカメハメハ。
現役時代は史上初めてNHKマイルCと日本ダービーの変則二冠をいずれもレコードタイムで達成し、圧倒的な能力を誇示しながら怪我により引退。

その後、種牡馬となっても多くのG1ホースを送り出し、ディープインパクトを初めとするサンデーサイレンス系とは異なるサイアーラインの繁栄に大いに貢献する存在でした。
同系の近親交配を避ける意味でも、その存在価値は ある意味ディープ以上であったと言っても過言ではないでしょう。

日本リーディングサイヤー列伝
※日本競馬の礎を築いたノーザンダンサー系の大種牡馬ノーザンテースト/日本近代競馬を世界レベルに飛躍させたアメリカ産馬サンデーサイレンス/現在のレイズアネイティヴ系の繁栄を決定的にしたキングカメハメハ/サンデーサイレンスの後継種牡馬ディープインパクト。


ここで今一度、キンカメの残した活躍馬を振りかえつつ、産駒の傾向を考察してみたいと思います。

キンカメの父親はレイズアネイティヴ系ミスタープロスペクター産駒のキングマンボ、母方はノーザンダンサー系であり、代表産駒は短距離王のロードカナロアや三冠牝馬のアパパネのほか、ダービー馬のドゥラメンテとレイデオロになります。
他にもローズキングダム、ルーラーシップ、ホッコータルマエ、ラブリーデイ、リオンディーズ、ミッキーロケット、レッツゴードンキなど、実に14頭ものG1馬を送り出しました。

G1勝ち馬の総数こそディープインパクトに劣るものの、牝馬三冠馬に牡馬二冠馬に史上最速スプリンターまで出しており、内容の濃さでは勝るとも劣らない種牡馬成績です。
活躍した産駒の傾向を見ると、ディープと同じく仕上がりの早い中距離型オールラウンダーで長距離の古馬G1戦線では苦戦を強いられていますが、ディープ産駒が苦手としていた短距離やダートのG1路線での大物まで輩出していることも大きな特徴です。

既に初年度からアーモンドアイ、次年度にサートゥルナーリアを輩出したロードカナロアが後継種牡馬としての地位を固めており、多くの後継馬を残したキンカメがいかに凄かったかは、過去の名馬たちの繁殖成績と比べてみると分かります。

昭和の最後から平成に掛けてスーパーホースと言われた名馬は数多くいますが、その多くが後継種牡馬を残せていません。
当然ですが後継馬がいないということは父方としての血脈は途絶えるということになってしまいます。

名種牡馬ステイゴールドとのニックス(黄金配合)として一世を風靡し、オルフェーヴルやゴールドシップの母の父として有名なメジロマックイーンや、シーザリオとブエナビスタを送り出したスペシャルウィークの血脈は母方として残っていきそうですが、オグリキャップにトウカイテイオー、ミホノブルボン、ビワハヤヒデ&ナリタブライアン兄弟、マヤノトップガン、フサイチコンコルド、サニーブライアン、エルコンドルパサー、アドマイヤベガ、テイエムオペラオー、メイショウサムソン、アグネスタキオンとディープスカイ親子といった名馬たちは残念ながら繁殖としての結果は残せませんでした。

ジャングルポケット(トーセンジョーダンやオウケンブルースリなどG1馬8頭)にクロフネ(カレンチャンやアエロリットなどG1馬7頭)、タニノギムレット(ウォッカ)、マンハッタンカフェ(レッドディザイヤ、クイーンズリング、ヒルノダムール)、ゼンノロブロイ(サンテミリオンがオークス勝つもペルーサやルルーシュなどがもう一歩)といった馬たちも、G1馬を出してランキング上位を賑わせたものの、牝馬に活躍馬が多いなどの事情もあって、今のところ後継種牡馬に恵まれていません。

シンボリクリスエス(エピファネイア、ルヴァンスレーブなどG1馬5頭)にネオユニヴァース(ロジユニヴァース、アンライバルド、ヴィクトワールピサ、ネオリアリズム)、ダイワメジャー(カレンブラックヒル、メジャーエンブレム、アドマイヤマーズなどG1馬6頭)、オルフェーヴル(初年度からラッキーライラックとエポカドーロ)といった産駒達の繁殖としての評価はこれからというところです。

一方、ステイゴールド(ドリームジャーニー&オルフェーヴル兄妹、ナカヤマフェスタ、ゴールドシップ、フェノーメノのほか障害王者のオジュウチョウサンや道悪ステイヤーのレインボーラインに、マイラーのウインブライトとインディチャンプまで幅広いタイプの産駒を輩出)やハーツクライ(ジャスタウェイやリスグラシューといった大物のほかワンアンドオンリーやヌーヴォレコルト、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードなども輩出)のほか、産駒のスクリーンヒーローが最強マイラークラスのモーリスを出したグラスワンダーや、砂の怪物カネヒキリを筆頭に11頭ものG1馬を輩出し、現在キンシャサノキセキがランク上位を賑わしているフジキセキは成功した例と言えるでしょう。
また、エスポワールシチーやスマートファルコン、コパノリッキーといった砂の怪物クラスを何頭も出しているゴールドアリュールもダート路線で独自の地位を築いていますよね。


JRA表
※JRA公式より。2018年度の種牡馬成績。ディープ、キンカメ、ステゴ、Gアリュール、マンハッタンカフェは既に死亡。


2010~2011年度にリーディングサイヤーに輝き、ディープインパクトが種牡馬になって以降も、自身が種牡馬を引退する昨年までずっとランキング2位の座を守り続けたキングカメハメハ。
体調不良により種牡馬を引退してからわずか1年少しで、ゆっくり余生を過ごすこともできずにディープの後を追うように星となってしまいました。
サンデーサイレンス系とは異なるレイズアネイティヴ系のサイアーラインを日本競馬界に繁栄させた大功労馬であるキングカメハメハ。
競馬ファンとして感謝するとともに、安らかに眠ってほしいと思います。


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2019-08-10(Sat)

ディープインパクト急逝に想うこと・・・産駒のタイプも徹底検証!

7/30に競馬ファンにはショッキングなニュースが飛び込んできました。
日本競馬界の至宝であったディープインパクトが、持病であった頸椎の手術明けに患部を骨折し、安楽死の処置で急逝。

現役時に無敗での三冠達成を含めG1を7勝し、種牡馬になってからも7年連続でリーディングサイヤーに輝くなど、多くの記録を打ち立てた希代の英雄・ディープインパクト…ここで改めて彼の種牡馬成績と産駒の傾向を振り返ってみようと思います。

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※圧勝!(ダービー)、日本近代競馬の結晶(菊花賞)、この馬でも無理なのか…(凱旋門賞)、最後の衝撃!(有馬記念)。

注:母系の◯◯系は直仔ではないがその系統という意味。釈の関係によりストームキャットはストキャ、ネバーベンドはネバベン、ミスタープロスペクターはミスプロのように省略して記載。
なお、備忘のために記載しておくと、ストキャやヌレイエフやリファールはノーザンダンサー系、同じノーザンダンサー系でもデインヒルは便宜上ダンジグ系、サドラーズウェルズはサドラー系とし、ミスプロはレイズアネイティヴ系、シアトルスルーとAPインディ親子はボールドルーラー系と表記してあります。
また、シャトル=南/北半球の移動式種牡馬のことです。古馬の中/長距離G1を勝ってる馬は左端が◯になっています。
評価=競争実績をもとにランク付け。早熟のマイラーとレベルの落ちる豪州G1のみの勝ち馬は便宜上Cとしています。
※ 低実績=繁殖として低評価というわけでないことは言うまでもありません。


<種牡馬>
●トーセンラー(マイルCS):距離万能の普通タイプ、母系はミスプロ×サドラーのB評価⇒現役種牡馬
●ダノンシャーク(マイルCS):適距離1600mの晩成タイプ、母系はカーリアン×ネバベンのB評価⇒現役種牡馬
●リアルインパクト(安田記念、豪州マイルG1):適距離1600mの持続タイプ、母系はPキロ×インテントのB評価⇒シャトル
●ディープブリランテ(ダービー):適距離2400mの持続タイプ、母系はネバベンのA評価⇒現役種牡馬
◯スピルバーグ(秋天):適距離2000mの普通タイプ、母系はミスプロ×サドラーのA評価⇒現役種牡馬
●キズナ(ダービー):適距離2400mの早熟タイプ、母系はストキャのA評価⇒現役種牡馬
●エイシンヒカリ(イスパーン賞1800、香港C):適距離2000mの普通タイプ、母系はストキャ×カロ系のA評価⇒シャトル
●ミッキーアイル(NHKマイル、マイルCS):適距離1600mの持続タイプ、母系はデインヒル×ヌレイエフのA評価⇒シャトル
●サトノアラジン(安田記念):適距離1800mの普通タイプ、母系はストキャ×ミスプロのB評価⇒現役種牡馬
●トーセンスターダム(豪州G1を2勝):適距離1800mの普通タイプ、母系はミスプロ×NダンサーのC評価⇒海外で種牡馬
●リアルスティール(ドバイターフ1800):距離万能の持続タイプ、母系はストキャ×ミスプロのA評価⇒シャトル
●ダノンプラチナ(朝日杯FS):適距離1600mの早熟タイプ、母系はミスプロ系×Bルーラー系のC評価⇒海外で種牡馬
◯サトノダイヤモンド(菊花賞、有馬):適距離2400mの早熟タイプ、母系はダンジグ系×Hリーズン系のA評価⇒現役種牡馬
●ディーマジェスティ(皐月賞):適距離2000mの持続タイプ、母系はBタイム×サドラーのA評価⇒現役種牡馬
●サトノアレス(朝日杯FS):適距離1600mの早熟タイプ、母系はデインヒル×Bルーラー系のC評価⇒現役種牡馬
●海外馬サクソンウォリアー(英マイルG1を2勝):適距離1600mの早熟タイプ、母系はサドラー×ディンヒル(ダンジグ系)のA評価⇒海外で種牡馬
 
<繁殖牝馬>  
●マルセリーナ(桜花賞):適距離1600mの早熟タイプ、母系はNダンサー系×ターントゥ系のB評価⇒現役繁殖
◯ジェンティルドンナ(牝馬三冠、JC連覇、有馬、ドバイSC含む7冠):距離万能の普通タイプ、母系はダンジグ×リファールのS評価⇒現役繁殖
●ヴィルシーナ(Vマイル2勝):適距離1800mの持続タイプ、母系はミスプロ×ヌレイエフのA評価⇒現役繁殖
●ジョワドヴィーヴル(阪神JF):適距離1600mの早熟タイプ、母系はカーリアン×ターントゥ系のB評価⇒死亡
●海外馬ビューティーパーラー(仏マイルG1):適距離1600mの早熟タイプ、母系はストキャ×Pキロ系のA評価⇒現役繁殖
●アユサン(桜花賞):適距離1600mの早熟タイプ、母系はストキャ×レイズアネイティヴ系のC評価⇒現役繁殖
●ラキシス(エリ女):適距離2000mの晩成タイプ、ストキャ×ミスプロ系のA評価⇒現役繁殖
◯ショウナンパンドラ(秋華賞、JC):距離万能の晩成タイプ、母系はFデピュティのA評価⇒現役繁殖
●ハープスター(桜花賞) :距離万能の早熟タイプ、母系はNダンサー×トニービンのA評価⇒現役繁殖(ベガの孫娘)
◯マリアライト(エリ女、宝塚記念):適距離2200mの晩成タイプ、母系はミスプロ系×ネバベンのS評価⇒現役繁殖
●ミッキークイーン(オークス、秋華賞):距離万能の持続タイプ、母系はヌレイエフ×ミスプロのA評価⇒現役繁殖
●ショウナンアデラ(阪神JF):適距離1600mの早熟タイプ、母系はミスプロ×ヌレイエフのC評価⇒現役繁殖
●シンハライト(オークス):距離万能の持続タイプ、母系はサドラー系のA評価⇒現役繁殖
●ヴィブロス(ドバイターフ1800、秋華賞):適距離1800mの普通タイプ、母系はミスプロ×ヌレイエフのA評価⇒現役繁殖
●ジュールポレール(Vマイル):適距離1600mの晩成タイプ、母系はNダンサー×ミスプロのB評価⇒現役繁殖
 
<現役牡馬>  
●マカヒキ(ダービー):距離万能の早熟タイプ、母系はFデピュティ×RクエストのA評価⇒現役
●アルアイン(皐月賞、大阪杯):適距離2000mの持続タイプ、母系はAPインディ(Bルーラー系)のB評価⇒現役
●ダノンプレミアム(朝日杯FS):適距離2000mの持続タイプ、母系はロベルト系×ディンヒル(ダンジグ系)のB評価⇒現役
◯フィエールマン(菊花賞、春天):適距離3000mの晩成タイプ、母系はニジンスキー系×Pギフト系のA評価⇒現役
●ワグネリアン(ダービー):距離万能の持続タイプ、母系はキンカメ(ミスプロ系)×ヒムヤー系のA評価⇒現役
●ケイアイノーテック(NHKマイル):距離1600mの早熟タイプ、母系はミスプロ系×ダンジグのC評価⇒ 現役
●海外馬スタディオブマン(仏の中距離G1):適距離2000mの普通タイプ、母系はストキャ×ヌレイエフのA評価⇒現役
●ロジャーバローズ(ダービー):適距離2400mの普通タイプ、母系はダンジグ系×リファール系のA評価⇒現役
 
<現役牝馬>  
●アンジュデジール(JBCレディスクラシック):適距離D1800mの普通タイプ、母系はFデピュティ×ミスプロのC評価⇒現役
●ラヴズオンリーユー(オークス):距離万能の普通タイプ、母系はストキャ×ミスプロ系のA評価⇒現役
●グランアレグリア(桜花賞):適距離1600mの持続タイプ、母系はBルーラー系×ニジンスキー系のA評価⇒現役
●ダノンファンタジー(阪神JF):適距離1600mの早熟タイプ、母系はナスルーラ系×ネアルコ系のB評価⇒現役


いかがでしたでしょうか?ディープ産駒の活躍馬の傾向をザッとまとめると以下のとおりです。

適性距離はマイラーが15頭、中距離が13頭、長距離が5頭、万能型が10頭の中距離型オールラウンダーで、スプリントは苦手。
成長タイプは早熟型が14頭、持続型が12頭、普通型が11頭、晩成型が6頭で、仕上がりは早く春のクラシックは大の得意。
海外馬含む43頭のG1馬のうち、古馬の中/長距離G1路線(宝塚、春天、秋天、JC、有馬)を獲った馬はわずかに6頭のみ
※牡馬はスピルバーグ、サトノダイヤ、フィエールマン。牝馬はジェンティル、ショウナンパンドラ、マリアライト。

以上の結果から、ディープ産駒を一言で言い表すと、「仕上がり早で距離1600~2400mまでのオールラウンダーだが、ダートレースと短距離G1と古馬の長距離G1は苦手」ということになるでしょう。
(フェブラリーSとJCダート、スプリンターズSと高松宮記念はいまだ0勝)

よくディープ産駒は牝馬に大物が出るが牡馬には少ないと言われてきましたが、そもそも牝馬三冠を達成してオルフェーヴルを破ってJCに勝ち、海外G1(ドバイSC)まで優勝するという化け物じみた活躍を見せたジェンティルドンナの成績が一頭だけ傑出しているのであって、ディープ産駒で他にG1レースを3勝以上した大物は牡馬/牝馬に関わらずまだ出ていません。

牝馬ではJCでラブリーディやゴールドシップを破ったショウナンパンドラや、宝塚記念でドゥラメンテとキタサンブラックを破ったマリアライトが古馬G1を獲っていますが、牡馬でもジェンティルドンナやジャスタウェイらと好勝負を演じていたスピルバーグのほかに春の天皇賞に勝って凱旋門賞に挑むフィエールマンも出ているので、一般的に言われるほど牝馬偏重の傾向とは言えないと思います。
(サトノダイヤの有馬記念は3歳時にチームプレーを最大限に活かして勝ったもので、古馬G1奪取と言えるかは微妙ですが)
フェイエールマンとワグネリアンがあと1~2個G1を獲れれば牡馬の代表産駒になるでしょうし、今年を含めた残り2世代の中からも大物の出現に期待したいことろです。


ディープインパクトは現役引退後すぐに種牡馬となり、ほぼ毎年200頭以上の種付けをこなしてきて、昨年頸椎の不調で種付けを中止してから1年足らずで手術に踏み切り、急逝という形になってしまいました。

サラブレッドは馬主やファン、生産地といった人々の夢を乗せて走る経済動物という側面はあるのですが、無理な種付け数の実施による過労死に近い状況で、ゆっくり余生も過ごさせてあげられなかったというのは酷な話です。
(牧場側も種付け料を徐々に上げ、昨年からは4000万円にまで上げて頭数の抑制に取り組んでいたそうですが・・・。)

ディープインパクトは文字通り最期のインパクトをもって競馬界に問題提起をして亡くなりました。彼の死を無駄にしないためにも、今後は人気種牡馬の種付け件数の抑制を含め馬産地の方々には熟慮して頂きたいところです。

現在、ディープやキンカメに変わって飛ぶ鳥を落とす勢いで種付け頭数が既に年290頭を越えているロードカナロアとドゥラメンテを筆頭に、240頭越えのルーラーシップとモーリス・・・。
この辺りの種付け頭数の抑制が、来年以降に実施されるのか注目して見守りたいと思います。

そして、ディープインパクトの現役時代の素晴らしいレースシーンを回顧するとともに、心より冥福を祈りたいと思います。

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「ありがとう!そして、さようなら。ディープインパクトよ永遠に・・・」


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2019-05-27(Mon)

【日本ダービー回顧記】 展開を読み切り、久しぶりに万馬券とったどーっ!!! 💰

2019年 5月26日の15時40分、令和になって最初の日本ダービーが開催されました!

レースは1番枠から2番手で先行した浜中俊騎乗の12番人気 ロジャーバローズが、直線でも最後まで脚色が衰えることなくダノンキングリー以下後続の追撃を振り切り、見事に ”第86代日本ダービー馬” の栄光に輝きました。

単勝93倍というグレード制導入後のダービー最高配当という大穴決着でしたが、ロジャー軸で見事に馬連をゲットしました~

ロジャーバローズ

前回のブログ(https://2019ak3.blog.fc2.com/blog-entry-68.html)で書いたとおりに、リオンリオンが離して逃げ、ロジャーが単騎逃げの形、ダノンが好位の内を追走、ヴェロックスとサートゥルナーリアが中団で牽制し合う状況・・・実際にはナーリアはスタートで出負けして中団より後方から進めざるをえなかったわけですが、この展開予測が見事にはまり、スローの瞬発力勝負にもならず、ロジャーにとって最高のレースが出来た結果と言えるでしょう。人馬ともにナイスプレーでした!

レース前は「皐月賞はフロック」と言われながらダービーも堂々逃げきった1997年のサニーブライアンのケース(メジロブライト、シルクジャスティス、ランニングゲイルの評価が高かった世代)が近いとシミュレーションしていましたが、追い切り後の会見でリオン陣営が”思い切った逃げ”宣言をしてくれたおかげで、1番枠から無理なく番手が見込めるロジャーの方を軸にすることで腹を括ることが出来ました。

タイムも優秀というか超高速馬場の影響により先週のオークスに続いてダービーレコードを更新していますが、実質、単騎逃げの形で自らペースを作って早め先頭からスタミナ勝負に持ち込んでのレコード勝ちですから、フロックでは勝てないレース内容だと思います。昨年から古馬戦線で活躍しているキセキと同じような戦法ですね。

1番人気のサートゥルナーリアは2馬身ほど出遅れましたが、2着のダノンキングリーとの着差が3馬身なので、まともにスタートしていたとしてもギリギリ2着争いかなという感じでした。
道中、慌てて捲って行ったわけでもないのに最後にヴェロックスに指し返されているところを見ると、やはり距離が多少長かったのかもしれないですね。
一方、ヴェロックスの方もダノンの直後に付けて完璧なレース運びをした上で、そのダノンに2馬身半という決定的な差を付けられているので、単純に2400mにおける馬の実力がロジャー≒ダノン>ヴェロ≒ナーリアだったと言えるかと思います。

ロジャーバローズ優勝

かつてダンスインザダークやダノンプレミアムをはじめ、”堅い”と言われた1番人気が諸々の理由で敗退していることからも分かるように、「競馬に絶対は無い」「展開を読むことが大切」の二点を改めて再認識したダービーでした。

馬券はロジャーを軸に三強と「行った行ったの展開」も踏まえてリオンリオンへも合わせて流し 合計4000円を購入しましたが、馬連1-7で112倍の万馬券となり11万2千円の払い戻し!!
高配当だったときは毎回「もうちょっと買っとけば良かったかな」と思いますが、わたしはギャンブラーではないので このくらいの楽しみ方で十分です。(笑)

この日のために最高のサラブレット育成を夢見て努力して来られた生産者・厩舎・馬主・騎手をはじめ関係者の皆さん、一年間お疲れさまでした。明日からはまた新しい世代の頂点を目指した一年の始まりですね!


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2019-05-23(Thu)

【日本ダービー】 令和元年、第86回の日本ダービー馬に輝くのはどの馬か!?

さて、今週26日の日曜日は、いよいよ世代頂点の馬を決める日本ダービーが開催されます!
昨年デビューしてトライアルを勝ち上がってきた優駿達の頂点を決める決戦の日。全てのホースマンが夢見る晴れ舞台です。

2019db.jpg

例えるなら、天皇賞や有馬記念が年齢に関係なく実力者の集うプロ野球の日本シリーズだとすると、日本ダービーは同期の学生が頂点を争う甲子園の決勝戦だと考えれば分かりやすいかもしれません。
但し、甲子園の優勝は最大3回(高1~高3)チャンスが有りますが、競馬のダービーに出るチャンスは生涯一度きりです。

今年は令和になって初めての日本ダービーであり、新たな歴史にその名を刻むのはどの馬か?
では、今回も平成元年からの過去30年間のレースをさっそく振り返ってみたいと思います!

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1989年:1番人気ロングシンホニーと2番人気のマイネルブレーブはそれぞれ5、7着と届かず、3番人気のウイナーズサークルと6番人気リアルバースデーでの決着。
1990年:3番人気のアイネスフウジンが鮮やかに逃げ切り、1番人気のメジロライアンは届かず2着。2番人気ハクタイセイは5着まで。
1991年:皇帝シンボリルドルフ初年度産駒のトウカイテイオーが無敗での二冠を達成!レオダーバンが2着で堅い決着。
1992年:「本質的にはマイラー」と言われ続けた栗毛の超特急ミホノブルボンが4馬身差で逃げ切り、前年に続いて無敗の二冠馬が誕生。但し、2着には16番人気のライスシャワー。2番人気のナリタタイセイは7着。
1993年:ウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシンの3強対決でそのまま決着!柴田政人が念願のダービー制覇。

1994年:”シャドーロールの怪物”ナリタブライアンが大外を回って5馬身ぶっちぎり圧勝!2着は4番人気のエアダブリン。2番人気のナムラコクオーは7着。
1995年:タヤスツヨシが人気に応えて完勝!「距離が長い」と言われたジェニュインが皐月賞馬の意地を見せて2着を死守。
1996年:圧倒的1番人気のダンスインザダークを、わずか3戦目の7番人気フサイチコンコルドが”音速の末脚”で差し切り勝ち!競馬のデータや常識は破られるためにあるということ。2番人気ロイヤルタッチは4着。
1997年:「皐月賞はフロック」と言われたサニーブライアンがダービーも逃げ切ってその実力を証明。2着はシルクジャスティス。1、2番人気のメジロブライトとランニングゲイルはそれぞれ3、5着まで。
1998年:スペシャルウィークが人気に応えて5馬身差で圧勝!武豊が初のダービー制覇。但し、2着には大掛けしたキンググローリアス産駒の14番人気ボールドエンペラー。2番人気の福永キングヘイローは掛かって逃げてしまい大敗。

1999年:体調不良による馬体重-12kgで皐月賞を惨敗した2番人気のアドマイヤベガが+10kgと復調し、直線一気の追い込みを決めて復活勝利。武豊はダービー二連勝!2着は1番人気ナリタトップロード、3着もテイエムオペラオーで堅い決着。
2000年:3番人気のアグネスフライト(アグネスタキオンの全兄)が、前年度のアドマイヤベガと同じく外から直線一気を決めて見事に栄冠。先に抜け出していた1番人気のエアシャカールが2着。2番人気のダイタクリーヴァは12着に大敗。
2001年:重馬場も苦にせず、ジャングルポケットが人気に応えて完勝!トニービン産駒は”府中の鬼”であることを改めて証明。2着は3番人気のダンツフレーム。2番人気のクロフネは5着まで。
2002年:タニノギムレットが人気に応えて完勝!2着は3番人気のシンボリクリスエス。2番人気のノーリーズンは7着。
2003年:重馬場も問題なくネオユニヴァースが人気に応えて完勝!2着は3番人気のゼンノロブロイ。2番人気のサクラプレジデントは7着。

2004年:キングカメハメハが人気に応えて完勝し、NHKマイルCとの変則2冠を史上初めて達成!2着は5番人気のハーツクライ。2番人気のコスモバルクは8着。
2005年:ディープインパクトが圧勝で無敗の二冠を達成!2着はインティライミで堅い決着。
2006年:メイショウサムソンが前年のディープに続いて二冠達成!2着は4番人気のアドマイヤメイン。2番人気のフサイチジャンクは11着と大敗。
2007年:3番人気だった牝馬のウォッカが歴史的なダービー制覇!2着には14番人気のアサクサキングスで大荒れ。1、2番人気のフサイチホウオーとヴィクトリーは7、9着と惨敗。
2008年:ディープスカイが大外から直線一気を決め、人気に応えてキンカメ以来の変則二冠を達成!2着は12番人気のスマイルジャック。2番人気のマイネルチャールズは12着と大敗。

2009年:2番人気のロジユニヴァースが得意の不良馬場で後続を4馬身ちぎって優勝。2着は5番人気のリーチザクラウン。1番人気のアンライバルドは逆に不良馬場が応えたか12着に大敗。
2010年:スローの瞬発力勝負となり、7番人気のエイシンフラッシュと5番人気のローズキングダムでの決着。1、2番人気のヴィクトワールピサとペルーサは3、6着に惨敗。
2011年:不良馬場の中、オルフェーヴルが人気に応えて完勝!2着に食い下がったのは10番人気のウインバリアシオン。2番人気のサダムパテックは7着。
2012年:先に抜け出した3番人気の岩田ディープブリランテが、5番人気のフェノーメノの猛追をハナ差しのいで優勝。1、2番人気のワールドエースとゴールドシップは後方から届かず4、5着まで。
2013年:キズナが外から直線一気を決め、人気に応えて優勝。2着は3番人気エピファネイア。2番人気ロゴタイプは5着まで。

2014年:3番人気のワンアンドオンリーが1番人気の皐月賞馬イスラボニータを競り落として優勝!2番人気のトゥザワールドは5着まで。
2015年:1番人気のドゥラメンテが2:23.2のダービーレコードで完勝!5番人気のサトノラーゼンが2着。2番人気のリアルスティールは4着まで。
2016年:3番人気のマカヒキが2番人気のサトノダイヤモンドとの接戦を制して優勝。1番人気の皐月賞馬ディーマジェスティは3着。
2017年:2番人気のレイデオロのルメールが、スローペースを見越して3コーナーから常識破りの捲くりを掛けて完勝。2着は3番人気のスワーヴリチャード。1番人気の皐月賞馬アドミラブルは3着まで。
2018年:5番人気の福永ワグネリアンが前目のポジションを積極的に取りに行く競馬で見事栄冠!2着は逃げた4番人気の皐月賞馬エポカドーロ。1番人気のダノンプレミアムは休み明けと距離が応えたか6着に敗退。2番人気ブラストワンピースは5着。

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いかがでしたか?
過去30回のダービーで1番人気の馬が勝ったのは16回、連に絡んだのは21回に上り、1番人気馬の信頼性はかなり高いレースと言えるでしょう。トウカイテイオーやミホノブルボン、ナリタブライアンにスペシャルウィーク、ジャングルポケット、タニノギムレット、ネオユニヴァース、キングカメハメハ、ディープインパクト、オルフェーヴル、ドゥラメンテなど、世代の中で明らかに一頭だけ抜けているような存在であれば、軸馬としてはまず堅いと言って良いと思います。

ダービー馬列伝

逆に2番人気の馬は22回も馬連圏外に飛んでしまっており、このせいで1、2番人気での組み合わせで決着したのはわずか5回という結果になっています。一方、3番人気馬は7勝しており、13回も連に絡んでいます

また、昨年のダノンプレミアムとブラストワンピースを初め、1、2番人気が揃って圏外に飛んでしまうケースも6回ありましたが、その場合でもほぼ3~7番人気の馬絡みで決着しているように、極端な大穴はまず狙えないレースと言って良いでしょう。
さすがに選ばれた優駿が頂点を競うレースという感じで、10番人気以下の馬が連に絡んだのはライスシャワー(16番人気)、ボールドエンペラー(14番人気)、アサクサキングス(14番人気)、スマイルジャック(12番人気)、ウインバリアシオン(10番人気)のわずか5回だけです。

枠順や脚質に関しては有利不利は全くありません。フルゲートが20頭以上だった昭和~平成初期のダービーでは、いわゆる”ダービーポジション(好位先行)でないと勝てない”という定説が有りましたが、18頭になって以降は逃げ差し関係なく、外枠からも多くの勝ち馬が生まれています。ちなみに過去30回のうち7枠・8枠の馬が連に絡んだのは13回も有ります。

距離適性についてはステイヤータイプは特段問題はありませんが、マイル~中距離タイプは両極端な結果です。
ナムラコクオーやキングヘイロー、サクラプレジデント、コスモバルク、サダムパテックのような気性の勝った一本調子のタイプは距離がもたずに惨敗する傾向が目立ち、2番人気が飛ぶのも大概このケースです。
しかし、ジェニュインやダンツフレーム、イスラボニータのように我慢の効くタイプであれば、距離が長いと言われていても連に絡んできています。
つまり、『中距離タイプの上位人気馬の気性を見極める』ことが、ダービーの馬券を取るためのキーポイントと言っても過言ではないでしょう。

さて、今年は1番人気が予想される無敗の皐月賞馬サートゥルナーリアですが、その皐月賞は休み明けで辛勝だった上に、主戦のルメール騎手が騎乗停止となってしまいました。
代役のダミアン・レーン騎手も豪州の若き天才と称されるジョッキーであり、先週も東京競馬場で大活躍を見せていたので心配はなさそうですが、もともと他馬を圧倒するような派手なレースをしてきていないぶん、皐月賞で接戦だったヴェロックスとダノンキングリーを合わせた三強との評価になっているようです。

皐月賞

青葉賞を逃げ切ったリオンリオンやランフォザローゼス、京都新聞杯を素晴らしい脚で差し切ったレッドジェニアルのような伏兵もいますが、毎年これらの後発組みより皐月賞組のレベルの方が一枚上という結果となっています。今回はどうでしょうか?
あとは当日のパドック(馬体重と入れ込み加減)とともに注意しなければいけないのはレース展開です。
リオンリオンが離して逃げてロジャーバローズが溜め逃げの形になり、ダノンが番手。ナーリアとヴェロックスが中団で牽制し合って仕掛けが遅れるとあるいは・・・なんてことがあるかもしれません。

三強の組み合わせで手堅くいくか、ダービーが荒れるときに決まりやすい3~7番人気の組み合わせで中穴を狙うか・・・
競馬初心者の方は応援馬券を買ったり、ラッキーナンバーでワイドを購入しても面白いかもしれませんね♪
記念すべき令和最初の日本ダービーをみんなで楽しみましょう!


※ 追加情報<枠順確定⇒前売りオッズ>
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アキレスケンさん

Author:アキレスケンさん
好きな野球チーム:大洋ホエールズ(現・DeNAベイスターズ)♪
好きなサッカーチーム:ACミラン(選手はロナウジーニョ)♪
好きなお馬:トウカイテイオー♪
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好きな食べ物:御寿司、納豆♪
好きな歌手:和楽器バンド♪
趣味:フットサル、サイクリング、ドライブ、映画鑑賞、作家活動。

このたび一念発起して絵本を出しました。「星のゆうびんやさん ハイタツマン」平和のヒーロー、ハイタツマンがいろんな願いを届けます。
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