2019-10-26(Sat)

【天皇賞】 令和になって最初の天皇賞(秋) …過去30年を振り返る!

天皇賞は毎年、春と秋の二度行われ、G1レースの中でも格式高い伝統の一戦です。
同世代の頂点を決める日本ダービーと、年末のクリスマス・グランプリである有馬記念と並び、競馬ファンでない方もよく耳にするレースではないでしょうか?
今年は4月末に行われた春の天皇賞が平成最後のG1レースでしたので、明日の秋の天皇賞が令和になって初めての天皇賞ということになります。

2019 秋天ポスター
※JRA公式ポスター。昨年のジャパンカップを驚異的なレコードで圧勝したアーモンドアイが一番人気。


今回も例のごとく、過去10戦程度ではデータの意味が全くないので、過去30年分を振り返ってみたいと思います。

秋の天皇賞の傾向を一言で言うとすればズバリ ゛荒れるレース゛
平成元年から11年連続で一番人気が勝てなかったり、メジロマックイーンの斜行による最下位降着があったり、ビワハヤヒデとウイニングチケットの1,2番人気がレース中の屈腱炎で揃って引退したり、サイレンススズカの故障による競争中止(その場で安楽死処置)があったりと波乱が多く、とにかく人気どおりに決まらないレースという印象です。
古くからの競馬ファンの間では『府中の2000mには魔物が住む』とまで言われています。。

参考までに過去30年で1番人気が勝ったのはたったの9回(勝率30%)であり、1-2番人気で決まったのはわずか3回(10%)だけしかありません。

比較的人気サイドで決まることの多いダービーや春の天皇賞に比べて、これらは著しく低い確率となっており、1,2番人気が予想されるアーモンドアイやサートゥルナーリアにとっては嫌なデータとなっています。💦

過去を振り返ってもオグリキャップやトウカイテイオー、ビワハヤヒデとナリタブライアン兄弟、サクラローレルといった怪物たちがこのレースでは苦汁を舐めてきました。
一度は勝って連覇を狙ったテイエムオペラオーやゼンノロブロイ、ウオッカ、ブエナビスタらも翌年は惨敗…
秋天の連覇を達成したのは長い歴史上、2002-2003年のシンボリクリスエスただ一頭だけ。それほどの難コースです。

一方、先述したウオッカやブエナビスタの他にもエアグルーヴやヘヴンリーロマンスといった牝馬が優勝しており、同世代レースである三冠最後の菊花賞に向かうことが多い3歳馬も、参戦数は少ないもののバブルガムフェローとシンボリクリスエスが優勝。ジェニュインやディープスカイ、ペルーサなども馬券に絡む好走を見せています。

つまり、少ないながらも1番人気で9頭は勝っている(2000テイエムオペラオー、2003シンボリクリスエス、2004ゼンノロブロイ、2007メイショウサムソン、2008ウオッカ、2010ブエナビスタ、2015ラブリーデイ、2016モーリス、2017キタサンブラック)実績もあり、『非常に荒れやすいコースだが、実力さえ確かなら1番人気でも牝馬でも3歳馬でも勝っておかしくない』…という、なんとも掴みどころのないレースと言わざるをえないでしょう。

荒れる場合の要因として、スタート直後にコーナーが来る東京・府中の2000mのコース形態は有名で、秋の天皇賞は明確に大外枠が不利という特徴があります。
また、スタートがトリッキーなわりには途中のコーナーが少なく息を入れられない上に最後の直線は長い坂が待っているため、逃げ切り勝ちは容易ではなく、スピードとスタミナ両方に秀でた実力馬でなければ勝てないレースと言われています。
過去30年で秋天を逃げ切った勝ち馬は、不良馬場のなか繰り上がり一着となったプレクラスニー以外いません。
これが同じ東京のレースでも2400mで行われる日本ダービーとは違うところです。
(ダービーはアイネスフウジンやミホノブルボンやサニーブライアンが逃げ切り、今年のロジャーバローズもそれに近い形。)

タイプ的にはマイルのG1を勝っているヤマニンゼファーやサクラチトセオー、アグネスデジタル、ダイワメジャー、カンパニー、モーリスなど、中距離もこなすマイラーは十分チャンスがありますが、ライスシャワーやメジロブライト、オウケンブルースリ、ジャガーメイルといったズブいステイヤーは勝負どころでのスピードアップや瞬発力勝負に対応できないケースが多いです。
同じステイヤーでもメジロマックイーンやテイエムオペラオーやメイショウサムソンなどのように、スピードを兼備したタイプであれば対応は可能でしょう。
※マックイーンは降着となったが1位入線という内容。オペラオーやサムソンもスピードが必要な皐月賞を勝っている。

他に荒れる要因となるのは、スローの瞬発力勝負になった場合と、馬場が極端に悪化した場合です。
前者はヘヴンリーロマンス(14番人気)、エイシンフラッシュ(5番人気)、スピルバーグ(5番人気)。後者はプレクラスニー(3番人気)やアグネスデジタル(4番人気)が展開や道悪巧者の利点を活かして勝利しています。
一方、よどみない平均ペースで番手からの先行抜け出しが決まったのは1994年のネーハイシーザー(3人気)や2006年のダイワメジャー(4人気)。
先行勢は「スローに落としつつ途中から徐々にペースを上げて直線の瞬発力勝負にはしない(但し、早く仕掛けすぎると最後までもたない)」というジョッキーの手腕が非常に問われるレースになります。

今年のメンバーはアエロリットとスティッフェリオという強力な先行馬がおり、それを見るような位置でアーモンドアイやダノンプレミアムらが進める形になりそうですが、大外に入ったウインブライトやアルアインも前々で競馬をするタイプのため、これらが無理してポジションを取りに行くと、ゴチャついたりハイペースになってしまう可能性も考えられます。
よどみないペースに持ち込んだ先行勢が押し切るのか、ハイペースになって最後に後続の差しが決まるのか、展開を読むのも非常に難しいレースになりそうです。

一番人気が確実な現役最強馬アーモンドアイは、位置取りや展開に関わらず長く切れる脚が使えるスーパーホースであるため、前走の安田記念のようにスタートで致命的な不利でも受けない限りは連を外すことはまずないでしょう。

一方、今年の3歳勢でトップクラスの実力馬であるサートゥルナーリアが2番人気になりそうですが、前走で負かしたヴェロックスが菊花賞でも案外だったことと、左回りや気性的にスタートにも不安を抱えるなど課題も散見されるため、馬券を買う上ではこの馬の取捨が最大のテーマになるかもしれません。
当日のパドック~返し馬で入れ込んでいないか、直前まで注視する必要があります。

その他の人気上位馬で好材料なのは絶好の内枠を引いたアエロリットとスワーヴリチャードと真ん中のダノンプレミアム調教が良かったのはワグネリアンと前走で良い勝ち方をしたユーキャンスマイル

当然ですが、アーモンドアイを中心に買うなら点数は多く買えませんから、買い目は絞る必要がありますね。
あとは馬体重や当日の馬場状態を見てどう絞るか…みなさんはもう何を買うか決まりましたか?

令和最初の天皇賞。キャッチコピーは゛王者は秋風を味方に゛です。素晴らしいレースを期待したいですね!


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※土曜時点でのオッズ表。(Sportsnaviより)


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No title

結果はアーモンドアイが3馬身差を付けて他のG1馬9頭に楽勝!
2着はアーモンドアイの真横でレースを進めたダノンプレミアム。
3着はアエロリットの逃げ残りでした。
4着は上り馬のユーキャンスマイル。
不利な外枠を引いたワグネリアンは5着。
2強と謳われたサートゥルナーリアは若さを露呈(入れ込んで終始力み)して6着に敗退。
・・・ほぼ事前のブログで書いた内容のとおりの結果でしたが、ダノンを重め残りと判断して切ってしまったので、馬券は取れませんでした~トホホ…。
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趣味:フットサル、サイクリング、ドライブ、映画鑑賞、作家活動。

このたび一念発起して絵本を出しました。「星のゆうびんやさん ハイタツマン」平和のヒーロー、ハイタツマンがいろんな願いを届けます。
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